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循環器科

診察内容・専門分野

成人の心血管病を対象としています

当科では狭心症、急性心筋梗塞などの虚血性心疾患、頻脈性および徐脈性不整脈を中心に、高血圧性心疾患や弁膜症による心不全、急性大動脈解離、さらには肺動脈性肺高血圧症や肺動脈血栓塞栓症、下肢深部静脈血栓症などの肺循環障害や静脈疾患、また閉塞性動脈硬化症、二次性高血圧症、成人型先天性心疾患などの患者様を対象としています。特に急性心筋梗塞、急性肺動脈血栓塞栓症などのように、一刻を争う疾患については各スタッフとの連携のもと、早期の診断治療を心がけています。

虚血性心疾患の重要な原因である高血圧症、糖尿病、脂質代謝異常については食事療法、運動療法を基本として内服薬を組み合わせ、積極的な治療を行っております。

検査・治療件数(平成28年)

心臓カテーテル検査件数は230件で、冠動脈形成術は127件でした。閉塞性動脈硬化症に対する経皮的血管形成術も、適応範囲を順次拡大し行っております。

恒久的人工ペースメーカー移植術は46件でした。月3回のペースメーカー外来にて定期的にチェックしております。

急性肺動脈血栓塞栓症、下肢深部静脈血栓症については、積極的に下大静脈フィルターを留置し、抗凝固療法、血栓溶解療法を施行しております。

平成22年の下大静脈フィルター留置は18件でした。

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特色

断らない医療を心がけています

成人の循環器疾患では一刻を争う疾患も多く、そのような事態からの早期離脱のために救急車からの受入要請あるいは開業医の先生方からの紹介は断ることなく診察し、早期の的確な診断治療を行い患者さん中心の診療を行うことを心がけております。

特に、平成22年1月より週2回(月)・(木)内科当直を循環器科医が担当しています。担当前後の平日内科当直救急車受入台数の結果を掲載します(表)。その他の曜日についてはon call体制を取っており、急性冠症候群(急性心筋梗塞、不安定狭心症)や急性肺血栓塞栓症についてはいつでも24時間体制で緊急冠動脈形成術、さらに高度の循環不全状態においてはPCPS(経皮的心肺補助装置)の施行が可能です。

内科踏力救急車受入台数

肺循環障害、静脈疾患に力を注いでいます

近年増加傾向にある肺動脈血栓塞栓症、およびその原因となる下肢深部静脈血栓症についても、生理機能検査室(超音波検査技師による下肢静脈エコー)、血液検査室(緊急での D-dimerの測定)、放射線科(CT、MR venography、肺血流シンチグラム)との連携のもと、積極的に診断、治療を行っております。平成22年下肢静脈エコーは302件でした。

また、難病のひとつである肺動脈性肺高血圧症や慢性血栓塞栓性肺高血圧症については早期診断・早期治療を心がけ、心エコー図検査、右心カテーテル検査、CT、心臓MRI等を行っています。重症の患者さんにおいては早期にPGI2(フローランR)持続点滴療法を開始し、当科では平成14年より在宅持続点滴静注療法を導入しました。最近では経口薬(ET拮抗薬ボセンタン(トラクリアR、ヴォリブリスR)、PDE-5阻害薬(レバチオR、アドシルカR)、経口PGI2薬(ベラサスLAR)等)も増えており、患者さんにとってより負担の少ないものになっています。また、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の患者さんについては、上記内服治療とともに早期に手術適応の有無を決定しています。

循環器救急医療に対する備え

入院患者さんの容態変化や24時間体制での循環器救急疾患を受け入れなど、いつでも緊急事態に備えられるよう院内スタッフ、越谷市消防署・救急隊と連携を図り、定期的に院内BLS講習会や二次救命講習会(日本救急医学会認定ICLSコース等)を開催し互いに技術や知識を深めています。また、院内には12台のAEDを配備し、患者さんの安全のためにAEDを含めた救急蘇生法の啓蒙活動を、院内をはじめとする医療関係者および一般の人々を対象に積極的に行っております。

心電図クラブ

心電図クラブとは、「楽しく、ためになる」をモットーに、当循環器科病棟スタッフが自主的に行う、いわば寺子屋式勉強会です。モニター心電図異常の早期発見や的確な診断を可能にすることを目標に平成18年から月1~2回始めました。講義形式ではなく実際に記録されたモニター心電図を自らの頭で、手で、目で、耳で判読するため非常に現実味のある実践型勉強会となっています。その場には循環器専門医も居合わせており、専門的解説を加えながら行っています。

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平成28年度 診断群分類別患者数等(循環器科患者数上位3位まで)

DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
狭心症、慢性虚血性心疾患 手術・処置等1 1あり 119 3.2 3.1 3.4 68.9
心不全 71 16.9 18.0 2.8 77.2
狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等2 2あり 60 4.5 4.7 0 71.6
 成人の心血管病を対象とする当院では、狭心症、心不全等、一刻を争う急性期の症例が入院患者数の上位を占めます。
 その疾患の特性から、特に断らない診療をこころがけており、夜間においても365日オンコール体制を敷き、患者さんの受入を積極的に行なっています。
 また、当院の循環器科は内科的治療が主となっており、外科的治療が必要な患者様については近隣病院と連携をとり、手術依頼をしています。

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平成28年度 主要手術別患者数等(循環器科患者数上位3位まで)

名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 56 2.0 2.5 0 71.0
ペースメーカー移植術(経静脈電極) 22 3.5 8.0 0 77.1
経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 20 0 11.9 0 66.7
経皮的冠動脈ステント留置術は急性心筋梗塞や狭心症に対して行われる治療で、血管内でステントを拡張し血管の回復をはかるものです。
ペースメーカー移植術は心臓の内部にペースメーカーを植え込みむ手術です。ペースメーカーの電極には寿命があり(約5年~10年)、定期的にペースメーカーを交換する必要があります。それがペースメーカー交換術です。
いずれも季節に関係なく、年間を通して症例の多い手術です。

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診療スタッフ紹介

外来担当医表を見る
医師名 役職 専門分野 備考
高木 篤俊  
科部長
心不全 日本循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会認定内科医
臨床研修指導医
産業医
高橋 秀平  
医長
循環器内科全般 日本循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会認定内科医
圓山 雅己  
医長
循環器内科全般
心臓超音波検査
日本循環器学会認定循環器内科専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本超音波医学会認定超音波専門医
医学博士
恩田 俊仁  
医長
循環器内科全般 日本内科学会認定内科医
相川 達郎  
医長
循環器内科 日本循環器学会認定循環器内科専門医
日本内科学会認定内科医

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