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各科のご案内

脳神経外科

診察内容・専門分野

当科では脳卒中を中心とした脳神経外科全般の治療を行っています。とくに急性期の神経症状を示す患者さん(突然の麻痺、頭痛、意識障害など)であれば、いつでも受け入れることを原則としています。

ご受診に際しては、できればかかりつけ医やはじめにかかられた先生の紹介状をお持ちになるか、あらかじめ電話で当科へのご連絡をいただくことがスムーズな診療のためにはよいと存じます。もちろん緊急の際には救急車の要請による受診が必要です。

月曜から金曜午前中の一般外来では頭痛、脳卒中、頭部外傷(交通事故)などのほか、他院にかかられた方や入院中の方そのご家族などの相談にも応じております。学閥等を越えて他院への紹介、セカンドオピニオンへの紹介なども行っておりますのでレントゲンフィルムのコピーや紹介状を外来担当医にお申し付けください。

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特色

脳卒中急性期患者の受け入れ数が非常に多いです。平成27年度の脳卒中入院患者数は329例で、脳梗塞245例、脳出血82例、クモ膜下出血25例、これは1病院としては全国でも50位以内の多さです。手術件数も多く脳動脈瘤26例、脳腫瘍30例など計230例でありますが、最近では切らずに治る脳血管内治療が増加して好成績をあげており、急性期に開頭術も血管内治療も対応可能です。

放射線科、神経内科と共同診療で脳卒中専門医養成施設に昨年認定され、また診療所、リハビリテーション病院、慢性期療養型病院との連携もスムーズに進むよう地域にて脳卒中ネットワークを構築しつつあります。脳疾患は後遺症が出現し、患者さんやご家族に多くの負担がかかる病気であり、急性期のみならず地域内にてその後のケアーが行える体制が必要です。

日本脳神経外科学会専門医訓練施設であり、脳死後、心停止後の腎移植も6例経験いたしました。地域の脳神経センターを目指しております。

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平成27年度 診断群分類別患者数等(脳神経外科患者数上位3位まで)

DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 手術・処置等2_3あり 117 13.6 18.1 27.4 68.3
脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 手術・処置等2_2あり 67 17.7 19.8 35.8 72.0
頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 47 9.7 10.0 8.5 76.0
当院では、脳神経疾患のうち急性疾患を中心とした診療を行なっていることから、一刻を争うような急性疾患が上位を占めます。
特に脳神経疾患では、早くからのリハビリが重要視されていることから、病状安定後は速やかにリハビリを実施しています。
また、地域の医療機関と連携した「地域連携パス」を積極的に活用していることから、他の診療科に比べて転院率が高いのも特徴のひとつです。

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平成27年度 主要手術別患者数等(脳神経外科患者数上位3位まで)

名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 50 1.0 9.7 8.0 76.4
頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) 22 0.9 57.5 90.9 67.9
頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 22 8.2 34.8 4.5 66.2
慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術は、慢性硬膜下血腫に対して施行されるもので、症状によっては1入院中に複数回施行される場合もあります。
頭蓋内血腫除去術では脳出血やくも膜下出血に対して施行されるもので、リハビリ目的の転院が多くなっています。
脳腫瘍に対して施行される頭蓋内腫瘍摘出術は、良性/悪性問わず行われており、悪性の場合は薬剤療法や放射線療法も同時に行われる場合もあります。

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平成27年度 脳梗塞のICD10別患者数等

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 - 4 6.8 72.8 0
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - 0 0 0 0
I63$ 脳梗塞 3日以内 237 21.1 71.4 38.4
その他 43 16.6 70.0 32.6
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - 5 12.8 71.2 0
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - 0 0 0 0
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - 2 37.5 36.5 50.0
I679 脳血管疾患,詳細不明 - 0 0 0 0
当院では、発症後3日以内の脳梗塞による患者数が237名(全体の81.4%)と最多となっています。
これは、脳梗塞の発症後3時間以内に行なうことで効果を得られる、超急性期医療のひとつである血栓溶解療法(t-PA治療)※を実施することが出来ることが主な要因です。
また、地域の診療所やリハビリテーション病院と連携しており、当院での急性期治療が終了した後は、脳卒中地域連携パスにより転院されています。転院された患者さんは、地域の医療機関でリハビリテーションを継続したのち、ご自宅への退院となります。

※ 血栓溶解療法(t-PA治療)
 脳梗塞は脳に酸素や栄養素を運んでいる動脈がつまって起こる病気です。動脈がつまると、脳の神経は時間が経てば経つほどにどんどん傷んでしまい、ついには神経細胞が死んでしまい(壊死)元に戻らなくなります。そこで、脳の細胞が死んでしまう前に血管を詰めている血栓(血の固まり)を溶かし、血流を再開することで脳の働きを取り戻そうというのが、血栓溶解療法です。動脈が詰まって間もないうちに、血液の流れを回復させれば、症状も軽く済みます。ただし、壊死巣に血栓を溶かす薬を使って血の流れを回復させてやると、壊死巣に出血を起こす危険性も高いので(出血性梗塞)、この治療の適用には注意を必要とします。

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診療スタッフ紹介

外来担当医表を見る
医師名 役職 専門分野 備考
丸木 親 院長
 
脳卒中 日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
埼玉県脳神経外科医会会長
脳卒中協会埼玉支部副支部長
臨床研修指導医
医学博士
角田 朗 副診療部長
科部長
水頭症
脳卒中
MRI
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
臨床研修指導医
医学博士
齋藤 力三  
救急科部長
脳卒中・頭部外傷 日本脳神経外科学会専門医
寺本 紳一郎  
医長
脳神経外科一般
脳卒中
脳腫瘍
内視鏡手術
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
医学博士
堀越 恒  
医師
脳神経外科一般 緩和ケア研修会修了

リンク

脳卒中ケアユニット(SCU)の開設について

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越谷市立病院 〒343-8577 埼玉県越谷市東越谷十丁目47番地1
TEL:048-965-2221(代表)