最新型CT装置のご紹介

登録日:2020年3月16日

最新型CT装置のご紹介

患者様にやさしく、低被ばくで質の高いCT検査を!!」

 2012年11月より、最新型マルチスライスCT(128スライス)が稼働しました。
 このCT装置は、2012年6月に発表された機種で、東日本では1号機(全国でも2番目)として、先駆けて当院に導入しました。

最新型マルチスライスCT(128スライス)

新型CT装置の特徴と当院の取り組み

 数多くの新技術を搭載して、被ばく低減と画質の向上に加え、撮影時間の短縮や、2種類の管電圧を用いるDual Energy機能など様々な領域に対応可能な装置です。

 被ばくについては、線量調整ソフトウエアや画像再構成技術に加え、X線を受けるハードウエアにも最新テクノロジーを搭載することで可能な限り被ばく低減に努めます。

 撮影スピードも向上し、最速0.28秒/回転に加え寝台移動も最速230mm/秒と息止めの負担が軽減され、救急対応や心臓のような動きの速い臓器に対してもより正確な検査が行えるようになりました。
 今まで、当院で行えなかった心臓領域や大腸領域の検査も積極的に手掛け、新しい分野にも低被ばくで高画質な検査を心掛けてまいります。

 また、CT装置と同時にネットワーク対応型3Dワークステーションを新たに導入し、CT装置で撮影した白黒の画像から、カラーで高精度に3D画像を構築することが出来るようになり、今まで患者様の負担の大きかった他の検査がCT検査でも代用できる範囲が広がりました。

 なお、既存のCT装置にも線量調整ソフトを導入し、当院では全てのCT装置において被ばく低減に努めております。

1階 内視鏡センター