【産科より】新型コロナウイルス感染予防対策のお願い

登録日:2022年2月9日

 一時期新型コロナウイルス感染者数が減少していましたが、お正月あけてからオミクロン株による感染が急速に拡大しており、埼玉県内の新規感染者数も増加しています。

 オミクロン株はデルタ株に比べると重症化しにくいと報道されていますが、妊婦さんが新型コロナウイルスに感染した場合一般の人より重症化しやすいことがわかっており、注意が必要です注:。

 現在も妊婦さんの新型コロナウイルス感染の感染経路は家庭内感染が大半です。家庭内では同居者同士の距離が近いため、飛沫を浴びる機会や同じ環境表面に触れる機会が多いので家庭内感染の予防は難しいと言われています。

 

【家庭内へ感染を持ち込まないためにご家族とともに以下のことに気をつけてください。】

・同僚や友人と一緒に食事をしなければならない場合、互いの距離をなるべくあけてカウンターに横に並んで座る方が、対面に座るよりも感染のリスクは少ないでしょう。

・食事中に会話をせずに(黙食)、食べ終わってからマスクを着けて会話をする。

・現在以下のようなことから感染が広がっていると考えられています。

(1)友人が自宅に遊びに来る、友人の家に遊びに行く。

(2)友人と外食する。

(3)実家に帰省し親戚と会食を伴う集まりをする。

(4)仕事上の付き合いで会食をする。 など

 

 分娩立ち合いや面会の制限など、思い描いていたバースプランと異なる状況で不安なママも多いと思います。家族も赤ちゃんに会いたいのに、退院まで会えずご寂しい思いをしていると思います。

 そのような状況を強いているのは大変心苦しいのですが、新型コロナウイルス感染症は発症2日前の症状がない時期から他人に感染させる危険性があり、感染対策には細心の注意が必要です。万が一院内感染が起こった場合、安全な医療の提供が難しくなってしまいます。感染予防にはなるべく接触を減らす必要があり、ご家族とスタッフとの接触をなくすために、分娩立ち合いや面会の制限をさせていただいています。一方でリモートでの立ち会い分娩を続けていきたいと思います。引き続き感染対策へのご協力よろしくお願い致します。

 

新型コロナウイルスに感染した場合、濃厚接触者であることが判明した場合はすみやかに当院へご連絡ください。外来予約日の変更やオンラインを利用した健康観察、健診を行わせていただきます。

 

注:CDCの報告によると、妊娠中に新型コロナウイルスに感染すると、非妊婦と比べて特に妊娠後期の感染では重症化しやすい(ICU入室率、人工換気を要する率、死亡率がそれぞれ3.0倍、2.9倍、1.7倍上昇する)とされています。また高血圧、糖尿病、肥満などを合併する場合は重症化しやすく、注意が必要です。

 また、妊娠中に新型コロナウイルス感染症を発症すると早産の割合が上昇する(12.9%)という報告があります。

 

 

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