篠崎 越子(認知症看護認定看護師)
更新日:2026年7月1日
その人らしさを尊重した看護を共に考えましょう
私は、認知症の方が混乱せずに安心して適切な治療が受けられ、入院前の認知機能や日常生活能力をできる限り維持した状態で退院できるような看護を行いたいと思い、認知症看護認定看護師を取得しました。
認知症ケアの基本は「その人らしさを尊重すること」です。認知症者はコミュニケーションの困難さがある中で、認知症者に聞いてもわからないという思い込みから認知症者の声を聴かず、周りの声やケア者の一方的な視点で支援に当たってしまいがちです。本来の「その人らしさ」が大切にされず、行動・心理症状のみに目を向けると「認知症=対応が困難な人」という誤解や偏見が生まれてしまいます。行動や症状だけに目を向けるのではなく、「なぜその行動が起きているのか」「その方は何を感じているのか」を多角的に理解することが、安心できるケアに繋がります。当院では、多職種で構成された認知症ケアチームによる院内ラウンドを行い、患者一人ひとりに合わせた支援を検討しています。
患者様の混乱を最小限に、安心して過ごせるように、一緒によりよいケア考えていきましょう。
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