産科診療の特色とスタッフ

登録日:2020年3月18日

医師との協働

当院の分娩件数は年間約500~600件、そのうち30~35%が帝王切開分娩です。

経腟分娩は、助産師が介助する自然分娩を基本としています。医学的に必要な場合には、陣痛誘発・促進・急墜分娩を行います。

希望での無痛分娩は行っておりません。

予定帝王切開分娩だけではなく、緊急の帝王切開分娩や急墜分娩にも24時間体制をとっています。

★診療について(医師より)

 

チームナーシング・受け持ち制

当科は助産師のみで構成されています。

医師も助産師も外来と病棟の両方で勤務する、外来病棟一元化体制をとっています。

病棟では固定チーム制ではなく、妊婦・分娩・産褥をそれぞれ日々担当します。妊娠期~分娩期~産褥期と継続した助産ケアが学べます。

また、入院された妊婦さん1人1人に担当の「プライマリー助産師」がつきます。プライマリー助産師が中心となり、妊婦健診やママサロン、入院中の保健指導、ママの心と身体のケアを行います。受け持ちの妊婦さんのあかちゃんが元気に生まれたときは、感動もひとしおです。

助産師のスキル

日本助産師評価機構認定のCLoCMiP・クリニカルラダーレベルⅢを持つ助産師は、現在11名在籍しています。アドバンス助産師といい、妊娠・分娩・産褥期で自立して専門性の高いケアを行える助産師の資格です。

ハイリスクな妊娠・分娩では、より専門性の高いスキルで対応します。

産科救急

J-CMELS 認定 11 名 うちインストラクター 2 名

ALSO      認定 3 名

新生児救急蘇生

NCPR Aコース認定 在籍助産師全員 うちインストラクター 3 名

 

その他にも、マタニティビクスやマタニティヨガ、ベビーマッサージの資格を有する助産師も在籍しています。

他職種との協働

多職種連携

産科を担当する薬剤師は『妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師』の資格を有しています。『妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師』とは、妊婦や授乳婦に対する薬物療法において高度な知識や倫理観を持ち、母体や胎児・乳児の健康と母乳哺育の利点に配慮しながら、薬物療法を有効かつ安全に行うことを担う薬剤師です。わたしたちは、日々薬剤師に相談しながら、薬物投与を行っています。

また、ハイリスクな分娩や緊急時の対応は、小児科医師や麻酔科医師、手術室スタッフの協力を得て24時間体制で対応しています。

地域との連携

地域の保健師や助産師、専門機関と連携し、妊娠中から産後まで、切れ目のないサポートを整えています。また必要に応じて、地域との拡大カンファレンスを行うケースもあります。