院長挨拶
更新日:2025年12月22日
地域の中核病院として、地域そして患者さんのニーズに応えられる病院へ
令和7年(2025年)4月に院長に就任しました、坂本一博です。私は昨年度までお茶の水にある順天堂大学医学部附属順天堂医院で下部消化管外科の科長及び副院長として勤務していました。
越谷市立病院は、昭和51年(1976年)に一般病床90床で開院されました。昭和37年(1962年)には約5万人であった越谷市の人口は、開院後まもなく20万人を突破し、急速に人口が増加するとともに、平成8年(1996年)には増築棟が完成、平成10年(1998年)には改修工事が完了し、481床の病院となりました。現在では越谷市の人口は34万人を超え、発展を続けています。そして、令和8年(2026年)には開院50周年を迎える当院は、常に地域の中核(基幹)病院として、医療を提供しています。
当院では、「がん治療」、「周産期医療」、「救急医療」の3つの分野に特に力を注いでいます。また、近年の高齢化に伴い、脳卒中、心筋梗塞、運動器疾患、認知症などの疾患が増加していますが、このような疾患に対しても十分な診療体制を整えています。
「がん治療」では早期胃がんや大腸がんに対する内視鏡治療、五大がんなどの進行がんに対して低侵襲外科治療、化学療法や放射線療法などを組み合わせた集学的治療を行っています。また、安心してこの地域でお子さんを産み育てていただくために、産婦人科と小児科の相互協力による「周産期医療」も充実しています。「救急医療」では、地域の二次救急を担当しており、年間約5,000件の救急車を応需しています。また、最近は、泌尿器科では前立腺肥大や結石のレーザー治療や、脳神経内科では軽症アルツハイマーに対する抗体治療を行っており、先端的な治療にも積極的に取り組んでいます。
令和6年(2024年)に「紹介受診重点医療機関」として公表され、越谷市医師会を中心にとした「かかりつけ医療機関」から患者さんのご紹介を受け、診断・治療の後には「かかりつけ医療機関」に逆紹介をスムーズに行い、複数の医療機関で患者さんのケアを行うようにしています。また、地域の三次救急を担当している獨協医科大学埼玉医療センターや、研修医の相互研修や医療スタッフの派遣で関連の深い順天堂大学とも密に連携しています。
これからも地域の中核病院として市民の皆様のニーズに応え、当院があるから安心できると思っていただける病院を目指し、全職員で努めて参ります。
越谷市立病院
院長 坂本 一博

