脳神経内科
更新日:2024年4月1日
診察内容・専門分野
当脳神経内科では急性期脳血管障害や外傷・脳腫瘍などの脳外科疾患を除く神経疾患全般を診療対象としております。神経疾患とは脳、脊髄、末梢神経に障害を引き起こす疾患の総称です。神経系は全身の状態を把握し、適切に調節することを担う器官です。そのため、神経疾患では認知症や言語機能などの知的活動の問題から四肢・体幹の運動障害、視聴覚の異常や痛みしびれなどの感覚障害に至るまで、実に多様な症状を引き起こします。代表的な疾患名としてはてんかん、偏頭痛、アルツハイマー認知症を含む様々な認知症、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、末梢神経障害、脳脊髄炎などがあげられます。これらの疾患の中には発症から診断までの平均期間が15か月以上にわたるものもあり、正確な診断には高い臨床能力が要求されます。
特色
診療の特色
1.認知症初期診断
認知症の初期症状は時として歳のせいにされることもあります。歳のせいと片付けずに病初期に明確な病型診断を行うことができれば、以後の健やかな生活の一助となれるのではないかと考えております。
2.四肢痙縮のボツリヌス治療
脳血管障害などでみられる四肢の痙縮(筋緊張が異常に高まった状態)では、腕や脚が不自然な状態のまま十分に動かせないため介護上の支障になることもしばしばです。これらに対してボツリヌス治療を行うことで関節の可動域を拡大し介護負担の軽減を目指します。
診療科の特色
当脳神経内科は日本神経学会准教育施設の認定を受けております。神経学会認定専門医・指導医、専門医を含む常勤および非常勤医師が診療を担当しております。
順天堂大学脳神経内科の関連施設であるため、順天堂医院や順天堂大学付属病院(浦安・練馬・越谷・江東高齢者)と協力体制をとっております。
埼玉県東部地区では、神経内科を標榜する施設、神経内科の病床を有する施設が限られるため、越谷市立病院としての医療圏(越谷・草加・三郷・八潮・吉川・松伏の5市1町)を越えての診療を受け入れをさせて頂いております。
検査機器としては、末梢神経障害の診断に有用な神経伝導速度検査、てんかん診断に必須の脳波検査、また認知症やパーキンソン病診断などに有用なRI機器(脳血流シンチ・MIBG心筋シンチ)を備えております。
医療支援の特色
神経疾患では時として嚥下障害、四肢体幹機能障害など日常生活に支障をきたす症状が起こることがあります。これらの症状が長期にわたることが予想される場合には単なる治療だけでなくさまざまな医療支援、介護支援が必要となります。そこでリハビリテーション科や栄養サポートチーム、医療ソーシャルワーカーなどの院内スタッフとの連携のもと、さまざまなご提案、ご助言をさせていただいております。
診療スタッフ紹介
| 医師名 | 役職 | 専門分野 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 中村 真一郎 |
科部長 | 神経変性疾患 高次機能障害 認知症 |
日本神経学会認定神経内科専門医 |
| 伊澤 奈々 |
参事 |
脳神経内科 |
日本神経学会認定神経内科専門医 日本認知症学会認知症専門医 日本認知症学会認知症指導医 |
| 河村 美巴子 |
副科部長 | 神経内科全般 |
日本神経学会認定神経内科専門医 日本神経学会認定神経内科指導医 日本内科学会認定内科医 日本認知症学会認知症専門医 日本認知症学会認知症指導医 |
| 佐々木 芙悠子 |
医長 | 脳神経内科 |
日本神経学会認定神経内科専門医
日本内科学会認定内科医
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